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バックステップ流れでのスカラー量輸送

更新:2017/6/1
OpenFOAM 4.x

ケース

$FOAM_TUTORIALS/basic/scalarTransportFoam/pitzDaily

概要

計算済みの流速データを使用して、バックステップ形状での温度分布を0.1秒まで計算します。

流体は領域 inlet から速度 (10, 0, 0) で流入し、領域 outlet から流出します。Y方向の上下面は滑りなし条件を設定し、Z方向は1メッシュとして2次元問題としています。あらかじめ計算済みの流速データがディレクトリ「0」に置かれ、計算中に流速(U)は解かれません

初期状態では流体の温度0とし、領域 inlet から温度1の流体が流入します。

用意されている計算済みの流速 用意されている計算済みの流速

メッシュは以下の通りです。

メッシュ メッシュ

計算した温度場を可視化するために ParaView 上で「Properties」タブの「T」にチェックを入れます。

「T」にチェック 「T」にチェック

計算結果は以下の通りです。

温度分布(T)
0秒での温度分布(T) 0秒での温度分布(T)
0.02秒での温度分布(T) 0.02秒での温度分布(T)
0.1秒での温度分布(T) 0.1秒での温度分布(T)

温度が移流拡散されて広がっていく様子がわかります。

実行コマンド

cp -r $FOAM_TUTORIALS/basic/scalarTransportFoam/pitzDaily pitzDaily
cd pitzDaily

blockMesh
scalarTransportFoam

paraFoam

ソルバー scalarTransportFoam によって温度のみが解かれます。

計算時間

--- ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz

参照