2次元輪郭からの3次元メッシュ作成と流体解析

OpenFOAM 4.x

ケース

$FOAM_TUTORIALS/mesh/foamyQuadMesh/OpenCFD

概要

輪郭情報から foamyQuadMesh を使用して2次元メッシュを作成し、さらに extrude2DMesh で押し出して3次元メッシュを作成します。またメッシュ作成後に圧縮性流体解析を行います。

形状の輪郭はディレクトリ constant/triSurface 内の opencfd_text.stl、opencfd_box.stl で定義されています。2次元メッシュ作成の設定はファイル system/foamyQuadMeshDict で、押し出しはファイル system/extrude2DMeshDict で設定されています。

輪郭形状 輪郭形状

流体は X 座標最小面から流速 (3, 0, 0) m/s で流入し、 X 座標最大面から流出します。

メッシュは以下の通りで、メッシュ数は109069です。

2次元メッシュ 2次元メッシュ
2次元メッシュ(拡大) 2次元メッシュ(拡大)
3次元メッシュ 3次元メッシュ
3次元メッシュ(拡大) 3次元メッシュ(拡大)

計算結果は以下の通りです。

流速(U) 流速(U)

実行コマンド

cp -r $FOAM_TUTORIALS/mesh/foamyQuadMesh/OpenCFD OpenCFD
cd OpenCFD

# メッシュ作成
cp system/controlDict.mesher system/controlDict
surfaceFeatureExtract
foamyQuadMesh -overwrite
extrude2DMesh -overwrite polyMesh2D
checkMesh -allGeometry -allTopology -constant -noZero

# 流体解析
cp system/controlDict.rhoCentralFoam system/controlDict
cp -r 0.orig 0
decomposePar
mpirun -np 8 rhoCentralFoam -parallel
reconstructPar

paraFoam

計算時間

  • メッシュ作成:7分21.28秒 ※シングル
  • 解析:10分7.5秒 ※8並列

※Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz