翼断面形状を元に3次元翼を作成します。この機能を使うと次のような形状を作成することが可能です。
今回の例では NACA0012 翼の断面形状データ(ダウンロード)をインポートして使用します。FreeCAD のウィンドウにファイル NACA0012.dat をドラッグ&ドロップすると以下のようなダイアログが表示されるので「Common airfoil data (importAirfoilDAT)」を選択してデータをインポートします。
ワークベンチをに切り替えます。
モデル・ツリー上で「Wire」を選択し、クローンで複製を作成します。モデル・ツリーで作成したクローンを選択してプロパティーのデータ・タブの [Placement]-[Position]-[z] に2.0と入力します。
ワークベンチをに切り替えてロフトで2つのワイヤーからソリッドを作成します。2つのワイヤーをプロファイルに指定し、「Create solid」をチェックして
をクリックすると翼が作成されます。以上で3次元翼が作成されました。デフォルトでは形状表示がわかりにくいので形状確認をする場合はモデル・ツリーで「Loft」を選択し、プロパティーの「View」タブの「Display Mode」を「Shaded」に切り替えます。
モデル・ツリー「Loft」下の「Wire (2D)」を選択します。「Wire (2D)」のプロパティーで以下のように設定すると原点を通過する Z 軸周りに45度ひねった翼を作成することができます。
モデル・ツリーで「Loft」を開き、「Wire (2D)」を選択します。「Wire (2D)」のプロパティーで以下のように設定すると翼端で断面が1/2サイズとなる翼を作成することができます。
※同様の方法で3枚以上の翼断面を使ってより複雑な翼を作成することも可能です。