FreeCAD では「アドオン」と呼ばれるサードパーティー製のワークベンチやマクロをインターネット経由でインストールすることができます。代表的なアドオンとしては以下のようなものがあります。
アドオンは FreeCAD 開発チームとは別の第三者によって開発されているので必ずしも安定的にメンテナンスされているとは限りませんが、標準機能では行えないさまざまな機能を使用できるようになります。
メニューの[Tools]-[Addon manager…]を選択するとアドオン・マネージャーが表示され、インターネットから利用可能なアドオンのリストが取得、表示されます。
[Workbenches]、または[Macros]のタブを選択してインストールしたいアドオンを選択し、
ボタンをクリックするとインストールが開始されます。インストール後、表示される指示に従って FreeCAD を再起動するとインストールしたアドオンを使用できるようになります。
アドオンをアンインストールしたい場合は同様にアドオン・マネージャーを表示し、アンインストールしたいアドオンを選択して
ボタンをクリックします。プロキシサーバー経由でインターネットにアクセスしている場合はアドオンのリストが取得できないことがあります。その場合はアドオン・マネージャー右上の
ボタンをクリックして設定ダイアログでプロキシを設定し、アドオン・マネージャーを閉じてから再度開きます。以上を行ってもインストールできない場合はアドオン・マネージャーを使用せずに手動でインストールすることも可能です。ウェブブラウザでアドオンをダウンロードし、FreeCAD アプリケーションフォルダの「Mod」フォルダ(ワークベンチの場合)または「Macro」フォルダ(マクロの場合)内に配置して FreeCAD を再起動するとアドオンが読み込まれます。
例えば Assembly4 であれば「GitHub - Zolko-123/FreeCAD_Assembly4: Assembly 4 workbench for FreeCAD」からダウンロードが可能です。また FreeCAD アプリケーションフォルダを確認するにはメニューの[View]-[Panels]-[Python console]で Python コンソールを表示し、以下のソースコードを実行します。
Windowsの場合はデフォルトではFreeCAD のアプリケーションフォルダは「%APPDATA%\FreeCAD」です。