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FreeCAD ライセンスと商用利用

FreeCAD 0.20

ライセンスと使用上の注意点

FreeCADのライセンスは「LGPL 2+」(GNU Lesser General Public License Version 2 以降)です。

(参考:GNU LGPL v2.1 日本語参考訳

このライセンスによってFreeCADでは以下のことが可能です。

  • 商用、非商用を問わず、無償で利用可能
  • ソースコード、実行ファイルを再配布可能
  • ソースコードを見たり、編集することが可能

一方、以下の点に注意する必要があります。

  • 無保証であること
  • 著作権表示を取り除いてはならないこと
  • 実行ファイルを再配布する場合、ユーザーに求められた時にはソースコードをユーザーに開示しなければならないこと
  • 独自改造して配布する場合、また別のプログラムに組み込んで配布する場合にはライセンスをLGPL(またはLGPL互換ライセンス)にしなければならないこと

※分離可能な動的ライブラリーとして使用する場合は除かれると解釈することが多いようです。

ライセンス確認方法

ライセンスはインストール時の許諾画面、またインストール後であればFreeCADのメニューの[Help]-[About FreeCAD]で表示されるダイアログの「License」タブで確認できます。

ライセンス確認ダイアログ
ライセンス確認ダイアログ

なおアドオンに関してはFreeCADとは別にアドオンごとにライセンスが設定されているので別個に確認する必要があります(GPLライセンス、またはLGPLライセンスのものが多いようです)。

参照