L字型の留め具の固有値解析を行い、共振を起こしやすい振動数とその際の振動の様子を確認します。さらに形状の変更を行ってそれによる改善結果を確認します。
FreeCAD を起動し、新しいドキュメントを作成します。
ワークベンチをパートデザインワークベンチへ切り替え、新しいスケッチ平面を作成します。
パラメーターは変更不要です。スケッチ平面の作成ダイアログの
をクリックします。連続線の作成を選択し、留め具のおおまかな形を描きます。
水平距離拘束、垂直距離拘束を使用して、縦横の寸法を 100 mm、幅を 30 mm に拘束します。
ねじ留め位置として4カ所に円を作成します。
半径拘束を使用して円の半径を 5 mm に拘束し、さらに水平距離拘束、垂直距離拘束で下図のように円の中心位置を拘束します。
最後に一致拘束を使用してスケッチ面原点とスケッチ左下部の点を一致させると、スケッチが完全拘束状態になり緑色で表示されるのでタスク・タブの
を押してスケッチ編集を終了します。垂直押し出しを使用して、作成したスケッチを押し出し寸法 5 mm で押し出すと解析対象となる形状ができあがります。
次に解析の設定を行います。