MeshLab でメッシュの穴埋めを行なう

MeshLab 2016.12

概要

「Close Holes」機能を使用することでメッシュに開いた穴をふさぐことができます。

穴をふさぐ前の形状 穴をふさぐ前の形状
穴をふさいだ後の形状 穴をふさいだ後の形状

操作

穴の開いた形状を読み込んだ後、ツールバー右端の検索アイコンを押して「Close Holes」と入力して検索結果から実行するか、または Filters メニューの [Remeshing, Simplification and Reconstruction]-[Close Holes] を実行します。

検索機能からの「Close Holes」の実行 検索機能からの「Close Holes」の実行

「Close Holes」ダイアログが表示されるので、ふさぎたい穴の大きさに応じたパラメーターを入力してから Apply ボタンをクリックして穴をふさぎます。

「Close Holes」ダイアログ 「Close Holes」ダイアログ

パラメーターの意味は以下の通りです。

「Close Holes」のパラメーター
パラメーター意味
Max size to be closedふさぐ穴の境界を構成するエッジの最大数。このエッジ数より小さい穴が処理対象になります。
Close holes with selected faces処理対象を選択されている面に限定するかどうか。
Select the newly created faces新たに追加された面を選択状態にするかどうか。処理前の選択面の選択は解除されます。
Prevent creation of selfIntersecting facesなるべく既存面と交差しないように面を追加するかどうか。

3D ビューで穴がふさがっていることを確認したら Close ボタンをクリックして処理を終了します。