MeshLab ではあらかじめ面を選択しておくことで、選択面だけに対して編集処理をおこなうことができます。
面の矩形選択モードには以下の2つがあり、どちらもツールバーにあるアイコンを押すことで有効にできます。
以下では「矩形で指定した範囲の面を選択」を例に説明を行います。
ツールバーの「矩形で指定した範囲の面を選択」をクリックすると選択モードになり、3D 表示での回転、平行移動、拡大縮小などの操作が無効化されます。
3D 表示上でマウスの左ボタンを押しながらドラッグを行なうと矩形が表示され、矩形内の面が(見えていない側の面も含めて)選択されます。選択を解除したい場合は形状の無い部分を矩形選択します。
またキーボードのキーを押しながら選択処理を行なうと、それぞれのキーに応じて動作が以下のように変わります。
キー | 選択処理の動作 |
---|---|
Ctrl キー | 選択済みの面に加えて、矩形内の面を選択 |
Shift キー | 矩形内の選択済みの面の選択を解除 |
Alt キー | 見えている側の面のみを選択 |
再度、ツールバーの「矩形で指定した範囲の面を選択」をクリックすると選択モードが解除され、3D 表示での回転、平行移動、拡大縮小などの操作が可能になります。
選択モードの解除後、「選択面の削除」など選択面に対する処理を行います。
選択モードを解除した後で選択面の解除をしたい場合は再度、選択モードに切り替えるか、または Filters メニューの [Selection]-[Select None] を実行します。