$FOAM_TUTORIALS/basic/potentialFoam/pitzDaily
バックステップ形状でのポテンシャル流れ(渦がない完全流体の流れ)を解きます。
流体は領域 inlet から速度 (10, 0, 0) で流入し、領域 outlet から流出します。Y方向の上下面は滑りなし条件を設定し、Z方向は1メッシュとして2次元問題として計算を行います。
メッシュは以下の通りです。
ポテンシャル流れ計算後、別途、流れ関数を計算して出力しています。流れ関数を可視化する場合は ParaView 上で「Properties」タブの「streamFunction」にチェックを入れます。
計算結果は以下の通りです。
ポテンシャル流れなのでステップ部分で渦は発生しません。
境界条件は 0.orig ディレクトリにあり、計算結果は 0 ディレクトリに上書きされます。
ソルバーの引数で流れポテンシャル場の出力(-writePhi)、圧力場の出力(-writep)を指定しています。
計算後にユーティリティー streamFunction で流れ関数を計算して出力しています。
--- ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz