$FOAM_TUTORIALS/discreteMethods/molecularDynamics/mdEquilibrationFoam/periodicCubeArgon
分子動力学計算(Molecular Dynamics、MD計算)を行い、アルゴンの平衡状態を計算します。
粒子の性質はディレクトリ constant 内のファイル moleculeProperties、idList で定義しています。またディレクトリ system 内のファイル potentialDict 内で外力、粒子間ポテンシャルなどを、ファイル mdInitialiseDict で初期条件を、ファイル mdEquilibrationDict で平衡時の温度を定義しています。
モデルの X、Y、Z 軸方向のサイズはそれぞれ4.92 nm で、それぞれ周期境界条件になっています。
粒子の初期位置はメッシュに基づいて決定されます。メッシュは以下の通りです。
計算結果は以下の通りです。
また各ポテンシャルの距離ごとのエネルギー、力がファイル Ar-Ar 、ファイル electrostatic に出力されます。ファイルは 1 列目が距離、2列目がエネルギー、3列目が力になっています。
離散粒子を可視化するには paraFoam コマンドで ParaView にデータを読み込み後、パイプラインブラウザーの Properties タブで以下の様に設定して再度 Apply ボタンを押します。
18分1.17秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz