$FOAM_TUTORIALS/electromagnetics/electrostaticFoam/chargedWire
以下の方程式系から電位 Φ、電荷密度 ρ を計算します。
(ポアソン方程式)
(電荷保存則)
ただしここで ε0 は真空の誘電率、j は電流密度、k はイオン移動度です。
モデル形状の概要は以下の通りです。領域 up は電位 0 V、電荷勾配 0、領域 hole は電位 45000 V、電荷密度 3.57e-05 C/m2 です。また領域 left、right、down は対称境界です。Z方向は1メッシュとして2次元問題として計算を行います。
メッシュは以下の通りです。
計算した電位、電荷密度を可視化するために ParaView 上で「Properties」タブの「phi」、「rho」にチェックを入れます。
領域「hole」を中心に電位、電荷密度が下がっていく様子がわかります。
温度が移流拡散されて広がっていく様子がわかります。
--- ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz