$FOAM_TUTORIALS/incompressible/pisoFoam/ras/cavityCoupledU
上側の壁 movingWall が 1 m/s で平行移動、それ以外の壁 fixedWalls は静止している様な系の流れを0秒から10秒まで解きます。流体の流入出はありません。Z 方向は1メッシュとして2次元問題として計算を行います。
乱流モデルには標準 k-ε モデルを使用します。
流速(U)用のソルバーには共役タイプのソルバー PBiCCCG を使用します。この設定はファイル system/fvSolution で以下の様に指定します。
U { type coupled; solver PBiCCCG; preconditioner DILU; tolerance (1e-05 1e-05 1e-05); relTol (0 0 0); }
メッシュは以下の通りです。
計算結果は以下の通りです。
渦が生成されていることがわかります。
6.05秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz