2次元翼周りの定常流れ

OpenFOAM 4.x

ケース

$FOAM_TUTORIALS/incompressible/simpleFoam/airFoil2D

概要

あらかじめ用意されたメッシュを使用して2次元翼の周りの定常流れを計算します。

領域 inlet、領域 outlet には固定値 (25.75, 3.62, 0) m/s で境界条件「freestream」を設定します。freestream 条件では流れの方向に合わせて固定値と勾配ゼロを切り替えます。翼表面(領域 wall)はすべりなしの壁条件です。Z方向は1メッシュとして2次元問題としています。

初期条件として流速 (25.75, 3.62, 0) m/s が設定されています。

乱流モデルには Spalart-Allmaras モデルを使用します。

モデル形状 モデル形状

メッシュは以下の通りで、メッシュ数は10720です。

メッシュ メッシュ(全体)
メッシュ メッシュ(翼周り)

計算結果は以下の通りです。

流速(U) 流速(U)
圧力(p) 圧力(p)

実行コマンド

cp -r $FOAM_TUTORIALS/incompressible/simpleFoam/airFoil2D airFoil2D
cd airFoil2D

simpleFoam

paraFoam

メッシュはすでに用意されているのでソルバーのみ実行します。

計算時間

9.7秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz