$FOAM_TUTORIALS/incompressible/simpleFoam/mixerVessel2D
MRF 機能を用いて下図のようなミキサーの解析を行います。領域 rotor が Z 軸を回転軸として 104.72 rad/s で回転します。Z 方向は1メッシュとして2次元問題として計算を行います。
回転軸、回転数はファイル constant/MRFProperties 内で以下の様に定義されています。
MRF1 { cellZone rotor; active yes; nonRotatingPatches (); origin (0 0 0); axis (0 0 1); omega 104.72; }
回転領域はセル・ゾーン「rotor」として下図のように定義されています(白色部)。
乱流モデルには標準 k-ε モデルを使用します。
全体のメッシュは以下の通りで、メッシュ数は3072です。
計算結果は以下の通りです。
メッシュの作成にはマクロ言語プロセッサー m4 を使用します。 用意されているファイル「system/blockMeshDict.m4」を m4 に入力し、出力内容を「system/blockMeshDict」に保存しています。その後 blockMesh を実行して計算に使うメッシュを作成してます。
5.41秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz