$FOAM_TUTORIALS/multiphase/cavitatingFoam/ras/throttle
領域 inlet に全圧300×105、領域 outlet に静圧100×105を設定することで、圧力差によって inlet から outlet へ向かって駆動される水の流れを0.002秒分だけ解析します。壁面 walls はすべり無し条件とし、Z 方向は1メッシュとして2次元問題としています。
乱流モデルとして k-ω SST モデルを使用します。
メッシュは以下の通りで、メッシュ数は33426です。
メッシュ(全体)
メッシュ(絞り部)
計算結果は以下の通りです。
時刻0.0018秒での流速(U)
時刻0.0018秒での絞り部付近の蒸気の体積率(alpha.vapour)
時刻0.0018秒での絞り部付近の流速(U)
絞り部での蒸気発生の揺らぎによって下流で大きく流れの対称性が崩れていることがわかります。
ユーティリティー topoSet、refineMesh を使用してメッシュに3段階の粗密をつけています。
3時間25分33秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz