$FOAM_TUTORIALS/multiphase/driftFluxFoam/ras/mixerVessel2D
MRF 機能を用いて下図のようなミキサーで体積率 0.1% の泥が均一に混じった水を撹拌した場合の解析を10秒分だけ行います。
モデル形状
領域 rotor が Z 軸を回転軸として 6.2831853 rad/s で回転し泥水を撹拌します。重力加速度には (0, -9.81, 0) を設定します。また Z 方向は1メッシュとして2次元問題として計算を行います。
回転軸、回転数はファイル constant/MRFProperties 内で以下の様に定義されています。
MRF1
{
cellZone rotor;
active yes;
// Fixed patches (by default they 'move' with the MRF zone)
nonRotatingPatches ();
origin (0 0 0);
axis (0 0 1);
omega constant 6.2831853;
}
回転領域はセル・ゾーン「rotor」として下図のように定義されています(白色部)。
セル・ゾーン rotor
メッシュは以下の通りで、メッシュ数は3072です。
メッシュ
計算結果は以下の通りです。
最終時刻での相 sludge の体積率(alpha.sludge)
泥の相(alpha.sludge)が分離されて、ステーター部分や羽根部分に付着していることがわかります。
21.21秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz