$FOAM_TUTORIALS/multiphase/interFoam/laminar/capillaryRise
管の中の水が毛管上昇によって上昇する様子を計算しします。管の水側(領域 inlet)、空気側(領域 atmosphere)は同圧力として液体を駆動する力は設定しません。
管の壁面(領域 walls)はすべり無し条件とし、ファイル 0/alpha.water で以下の様にして水との接触角 45° を設定します。
……省略……
walls
{
type constantAlphaContactAngle;
theta0 45;
limit gradient;
value nonuniform List<scalar>
……省略……
Z 方向は1メッシュとして2次元問題として計算を行います。
メッシュは以下の通りで、メッシュ数は16820です。
メッシュ
メッシュ(拡大)
計算結果は以下の通りです。
最終時刻での液相 water の体積率(alpha.water)
最終時刻での液相 water の体積率(alpha.water、拡大)
設定した接触角に従って水面が湾曲していることがわかります。
38分49.31秒 ※シングル、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz