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堰頂

図104: 堰の形状
\begin{figure}\epsfig{file=Weir.eps,width=10cm}\end{figure}

堰項は堰(ダム)を模擬する境界要素ペアの上流側要素です。対応する下流側要素は堰傾斜要素です。両者を図示すると図104の様になります。堰は幅厚堰(図の左側の絵)や刃形堰(図の右側の絵)といった異なる形をとることができます。体積流量 Q は以下の式で特徴づけられます。

Q = Cb(h-p)3/2 (43)

ここでCはある定数を意味します。例えばPoleniの式では$ C=2 C_d \sqrt{2g}/3$となります。ここで Cd は1よりも小さい係数で実験的に計測されます[11]。以下の定数を *FLUID SECTION,TYPE=CHANNEL WEIR CREST カードの下の行で指定する必要があります:

堰の断面形状は長方形と仮定されます。これは重要な点で、異なる形では式43の指数が異なってきます。水門には上流側流路要素を設定できることに注意してください。この場合には上流側参照要素を指定する必要があります。


サンプルファイル: channel7


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guido dhondt 2016-03-08