*DFLUX カードを使って要素面に対して分布熱フラックスを定義することが可能です。単位は単位面積あたりの大きさで、物体への流入するフラックスを正、流出するフラックスを負とします。サブルーチン dflux.f を使用すると非均一なフラックスを定義することができます。
要素面に *DFLUX カードが定義されていない場合、その面には分布熱フラックスは適用されません。当然の様に思われますが、これが当てはまるのは固体の構造体だけです。流体計算での繰り返し計算上の制約から、CFD計算での外部要素面では *DFLUX カードで値ゼロの熱フラックスが 面に対して定義されている場合のみ熱フラックス無しとなります。