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*EQUATION

キーワードのタイプ:モデル定義(REMOVEパラメーター無し)とステップ(REMOVEパラメーター用のみ)

このオプションを使用すると成分が有効化されている任意の節点、変位成分の間に線形方程式による制約を課すことができます。方程式は同次方程式と仮定され、変数は全て式の左辺に書くき出されます。最初の変数は従属変数と見なされ、後で式から消去されます。つまり、対応する自由度は剛性行列には現れません。これによって行列のサイズは減ります。節点の自由度は一度だけ使用することができ、その際には方程式、または SPC の従属節点と見なされます。CFD 問題では従属自由度の係数が、独立自由度の係数と比較してできるだけ同じ大きさになるようにすることが重要で、これが計算の安定性に関わってきます。例えば、Z 軸に直交する半径方向の速度をゼロに設定することは、速度の X、Y 成分をMPCで結びつけることと対応します。最大係数の成分は従属自由度に設定する必要があります。

オプションパラメーターは REMOVE、REMOVE ALL の2つです。パラメーター REMOVE を使用すると選択された従属自由度と対応する式を取り除くことができます。*EQUATION キーワードの下には節点番号ごとに最初の自由度、と最後の自由度を列挙します。これによって選択節点の最初の自由度から最後の自由度までの範囲と対応する従属自由度のための全ての式が削除されます。最後の自由度が省略された場合、最初の自由度のみと解釈されます。

REMOVE ALL を使用すると全ての方程式を取り除くことができます。このオプションによって全ての線形方程式、非線形方程式が取り除かれることに注してください。それらが *EQUATION カードで定義されたのか、*MPC カードで定義されたのか、内部的に生成されたのかは考慮されません。REMOVE パラメーター、REMOVE ALL パラメーターの使用は通常ステップ2以降でのみ意味を持ちます。


1行目:

REMOVE パラメーター、REMOVE ALL パラメーターがない場合は以下の行を1セットとして入力
セットの1行目

セットの残りの行(1行あたり最大12エントリー)

設定する節点番号、自由度、係数値を続けて入力します。方程式が4項以上の場合は必要に応じて上記の行を繰り返します。各制約ごとに正確に1行あたり4項ずつ指定してください。ただし最後の行は4項以下でも問題ありません。

REMOVE パラメーターを選択している場合は以下の行を入力します。

必要な場合はこの行を繰り返します。

REMOVE ALL パラメーターを選択している場合は追加の行は不要です。

例:
*EQUATION
3
3,2,2.3,28,1,4.05,17,1,-8.22

上記では 2.3 v3 + 4.05 u28 + 8.22 u17 = 0 の形の方程式を定義しています。ここで u、v、w はそれぞれ自由度1、2、3の変位です。

例:
*EQUATION,REMOVE
10,1,3

上記では節点10の自由度1、2、3に対応する従属自由度に対する全ての方程式を取り除いています。


サンプルファイル: achtel2、achtel29、achtel9、achtelcas、beamnlmpc、equrem1、equrem2、equrem3.


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guido dhondt 2016-03-08