まず準備としてフォントファイルを用意します。使用可能なフォントファイル形式は .ttf、.pfd、.otf の3種類です。
OS が Windows の場合、スタートメニューの [コントロールパネル]-[フォント] でインストール済みのフォントを確認できます。ここでは Windows にインストールされている「Times New Roman」を使用します。
以下の4ファイルを適当な作業用フォルダにコピーします。
新しいドキュメントを作成し、ドラフトワークベンチに移動します。
シェイプストリングを選択すると、コンボビューのタスクタブに文字列作成用のダイアログが表示されます。
ダイアログの X、Y、Z に数値を入力するか、マウスで 3D ビューをクリックして文字列の位置を入力します。後で調整できるのでおおまかな位置で構いません。
「String」に形状として作成する文字列を入力します。後で調整できるので適当な文字列で構いません。
「Height」に文字列サイズを入力します。後で調整できるのでおおまかなサイズで構いません。
「Font file」に使用するフォントファイルを指定します。準備しておいた Times New Roman のフォントファイル「times.ttf」を指定します。
をクリックすると文字列形状が作成されます。
文字列、位置、文字間隔、使用するフォントファイルなどはデータタブで文字列形状のプロパティーを編集することで変更可能です。
次に作成した形状を押し出してソリッド化します。まずパートワークベンチに移動します。
モデルツリー上で作成した文字列形状を選択して押し出しをおこなうとソリッド化されます。