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FreeCAD 文字列のソリッド化

FreeCAD 0.19
  1. まず準備としてフォントファイルを用意します。使用可能なフォントファイル形式は .ttf、.pfd、.otf の3種類です。

    OS が Windows の場合、スタートメニューの [コントロールパネル]-[フォント] でインストール済みのフォントを確認できます。ここでは Windows にインストールされている「Times New Roman」を使用します。

    図. フォントファイルの確認
    フォントファイルの確認

    以下の4ファイルを適当な作業用フォルダにコピーします。

    • Times New Roman 標準(times.ttf)
    • Times New Roman 斜体(timesi.ttf)
    • Times New Roman 太字(timesbd.ttf)
    • Times New Roman 太字 斜体(timesbi.ttf)
  2. 新しいドキュメントを作成「新しいドキュメントを作成」アイコンし、ドラフトワークベンチドラフトワークベンチに移動します。

  3. シェイプストリングDraft_ShapeStringを選択すると、コンボビューのタスクタブに文字列作成用のダイアログが表示されます。

    図. シェイプストリングのダイアログ
    シェイプストリングのダイアログ
  4. ダイアログの X、Y、Z に数値を入力するか、マウスで 3D ビューをクリックして文字列の位置を入力します。後で調整できるのでおおまかな位置で構いません。

  5. 「String」に形状として作成する文字列を入力します。後で調整できるので適当な文字列で構いません。

  6. 「Height」に文字列サイズを入力します。後で調整できるのでおおまかなサイズで構いません。

  7. 「Font file」に使用するフォントファイルを指定します。準備しておいた Times New Roman のフォントファイル「times.ttf」を指定します。

  8. OKをクリックすると文字列形状が作成されます。

    図. 作成された文字列形状
    作成された文字列形状
  9. 文字列、位置、文字間隔、使用するフォントファイルなどはデータタブで文字列形状のプロパティーを編集することで変更可能です。

    図. 文字列形状のプロパティーの編集
    文字列形状のプロパティーの編集
  10. 次に作成した形状を押し出してソリッド化します。まずパートワークベンチパートワークベンチに移動します。

  11. モデルツリー上で作成した文字列形状を選択して押し出しPart_Extrudeをおこなうとソリッド化されます。

    図. 文字列形状のソリッド化
    文字列形状のソリッド化

参照