FreeCAD カーボンコピー

概要

動作	編集中のスケッチ面に別のスケッチ面から形状をコピーします。
アイコン
ショートカットキー	G, W
メニュー	[Sketch]-[Sketcher geometries]-[Carbon copy]
ワークベンチ	スケッチャー

使用方法

1. まずコピー元となる適当なスケッチを作成します。

   

2. 次にコピー先となるスケッチ面を作成します。基本的にはコピー元とコピー先のスケッチ面は平行である必要があります（「注意点」参照）。

   

3. カーボンコピーを選択し、3Dビュー上で1つ目のスケッチをクリックすると2つ目のスケッチ面にカーボンコピーが作成されます。

   

4. 右クリックでカーボンコピーの作成モードを終了します。

5. 補助線への切り替えでカーボンコピーを補助線にした上で、それを基準線として新たにスケッチを作成するなどして利用します。またカーボンコピーをそのままスケッチの一部として使用することも可能です。

   

注意点

• カーボンコピー内の寸法拘束の値はコピー元と結びついていてコピー元で値を変更するとコピー先もそれに応じて変更されます。コピー先のスケッチ面では値を変更できないので必要に応じて削除してから再設定するなどします。

• コピー元とコピー先のスケッチが平行でない場合はCTRL+ALTを押しながらコピー元スケッチをクリックすることで選択できます。

• コピー元とコピー先のスケッチが異なるボディーに含まれている場合はCTRLを押しながらコピー元スケッチをクリックすることで選択できます。

参照

• Sketcher CarbonCopy - FreeCAD Documentation（英語）
• [new feature] sketcher carbon copy - FreeCAD Forum（英語）