動作 | 寸法を3次元形状とリンクし、2次元投影ではなく3次元の値そのものを使用できるようにします。 |
アイコン | |
ショートカットキー | なし |
メニュー | なし |
ワークベンチ | テックドロー |
テックドローワークベンチの寸法ツール(、、、など)は基本的には平面に投影された2次元図面上での寸法値が追加されます。従って3次元形状を斜めに投影したような図では3次元形状としての寸法と2次元図面上の寸法値が一致しなくなります。
例えば下図では1辺が 10 mm の立方体を元にした3次元形状に対して、2次元図面では角度寸法が120度、辺の長さ寸法が 8.165 となってしまいます。実際の3次元形状に従った寸法(角度90度、辺の長さ 10 mm)を表示するには寸法追加後に3次元形状とのリンクを行う必要があります。
距離寸法、水平距離寸法、垂直距離寸法と3次元形状をリンクする場合は 3D ビューでリンク対象となる3次元の辺を選択し、3次元形状とのリンクを実行します。
また角度寸法と3次元形状をリンクする場合は 3D ビューでリンク対象となる角度を作る2辺を選択し、3次元形状とのリンクを実行します。
寸法と3次元形状のリンク用のダイアログが表示されるので「Available」リストからリンクしたい寸法を選択し、
ボタンで「Selected」リストへ移動します。さらに ボタンを押すと3次元形状と寸法がリンクされます。2次元図面を表示し、図面の更新をするとリンクされた3次元形状の寸法で寸法値が表示されます。
リンクした後でも、寸法を選択してコンボビューのデータ・タブでプロパティー「Measure Type」を切り替えるとリンクの有効・無効を切り替えることが可能です。
なし