下図のように上部のふち全体を選択して角の丸めを使用して半径 1.5mm で丸めます。Ctrlキーを押しながらクリックすることで複数の辺を選択可能です。
下図のように台座の付け根部分の辺を選択して角の丸めを使用して半径 3mm で丸めます。
以上でパイプ用取り付け具の形状ができあがりました。
以上でいったん形状は完成しましたが、次にパイプ半径の変更があった場合を想定してパラメトリックな形状変更を行ってみます。
FreeCAD のモデルツリーは形状の変更履歴と対応しています。パイプ半径を変更するためにパイプ半径が定義されているスケッチ「Sketch」をモデルツリー上でダブルクリックして編集モードに切り替えます。
スケッチ上のパイプ半径定義(「R21mm」という数字)をダブルクリックして、15.5mm に変更します。3Dビューの表示が更新されない場合はタスクタブの更新をクリックすると形状が再計算されて表示が更新されます。
さらに取り付け具自体の半径定義(「R25mm」という数字)をダブルクリックして、20.0mm に変更します。最終形状を確認したら
をクリックして編集を終了します。以上で最終的な形状が得られました。