$FOAM_TUTORIALS/lagrangian/icoUncoupledKinematicParcelFoam/hopper/hopperEmptying
漏斗からの液体の滴下を計算します。
モデル形状は下図の通りです。領域 inlet、outlet では速度を勾配ゼロとし、それ以外の計算領域境界は全て壁(すべり無し壁)とします。また Y 座標負方向を重力方向として5秒分の計算を行います。
ラグランジュ粒子の初期状態は別チュートリアル「漏斗からの液体の滴下(初期状態の計算)」からコピーして設定します。ラグランジュ粒子の物性はディレクトリ constant 内のファイル kinematicCloudProperties で、重力加速度は同じディレクトリのファイル g で定義されます。
メッシュは以下の通りです。
計算結果は以下の通りです。
ラグランジュ粒子を可視化するためにはデータ読み込み後、パイプラインブラウザーの Mesh Parts リストで「kinematicCloud」のみにチェックしてから Apply ボタンを押します。
ユーティリティー mapFields を使用して同一ディレクトリにある別チュートリアルから結果をコピーすることで初期条件を設定しています。
3時間31分46.7秒 ※4並列、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz