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漏斗からの液体の滴下

更新:2018/2/28
OpenFOAM 4.x
このチュートリアルは単独では実行できません。まずはじめにチュートリアル「漏斗からの液体の滴下(初期状態の計算)」を実行してください。

ケース

$FOAM_TUTORIALS/lagrangian/icoUncoupledKinematicParcelFoam/hopper/hopperEmptying

概要

漏斗からの液体の滴下を計算します。

モデル形状は下図の通りです。領域 inlet、outlet では速度を勾配ゼロとし、それ以外の計算領域境界は全て壁(すべり無し壁)とします。また Y 座標負方向を重力方向として5秒分の計算を行います。

モデル形状 モデル形状

ラグランジュ粒子の初期状態は別チュートリアル「漏斗からの液体の滴下(初期状態の計算)」からコピーして設定します。ラグランジュ粒子の物性はディレクトリ constant 内のファイル kinematicCloudProperties で、重力加速度は同じディレクトリのファイル g で定義されます。

メッシュは以下の通りです。

メッシュ メッシュ

計算結果は以下の通りです。

ラグランジュ粒子の運動の様子
初期状態でのラグランジュ粒子の分布
2.5秒でのラグランジュ粒子の分布
5.0秒でのラグランジュ粒子の分布

可視化操作の手順

ラグランジュ粒子を可視化するためにはデータ読み込み後、パイプラインブラウザーの Mesh Parts リストで「kinematicCloud」のみにチェックしてから Apply ボタンを押します。

表示アイテムの選択 表示アイテムの選択

実行コマンド

cp -r $FOAM_TUTORIALS/lagrangian/icoUncoupledKinematicParcelFoam/hopper/hopperEmptying
cd hopperEmptying

rm -rf 0
cp -r 0.orig 0
blockMesh
mapFields ../hopperInitialState -sourceTime latestTime
decomposePar
mpirun -np 4 icoUncoupledKinematicParcelFoam -parallel
reconstructPar

paraFoam

ユーティリティー mapFields を使用して同一ディレクトリにある別チュートリアルから結果をコピーすることで初期条件を設定しています。

計算時間

3時間31分46.7秒 ※4並列、Inter(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz 3.40GHz