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*BOUNDARYF
キーワードのタイプ:ステップ
このオプションは3次元流体計算の境界条件を規定するのに使用されます。境界条件には静温度、速度、静圧が含まれます。
以下の自由度が使用されています。
- 1: ローカルX方向の速度
- 2: ローカルY方向の速度
- 3: ローカルZ方向の速度
- 8: 静圧
- 11: 静温度
*TRANSFORM カードが問題の節点に適用されていない場合、ローカル方向はグローバルな方向と一致します。
オプションパラメーターとしては AMPLITUDE、TIME DELAY、USER があります。これらパラメーターの意味は *BOUNDARY カードの場合と同じです。
*BOUNDARY カードとの主な違いは以下の通りです。
- *BOUNDARYF カードはステップの中でだけ使用できます。
- 流体の場合は境界条件は節点でなく、要素面に適用されます。
従ってカードの内容は以下の様になります。
1行目:
- *BOUNDARYF
- 任意の必要なパラメーターとその値を入力。
以降の行:
- 要素番号、または要素セットのラベル
- 要素のローカル面番号
- 1つ目の拘束される自由度
- 最後の拘束される自由度。拘束される自由度が1つだけの場合はこのフィールドは空白のままにします。
- 規定される変位の大きさ(デフォルトはゼロ)
必要な場合はこの行を繰り返します。ロカール面番号については *DLOAD カードを参照してください。
例:
*BOUNDARYF
22,S3,2,2,.1
上記では要素22のローカル面3の自由度2に値0.1を設定しています。変換が行なわれていない場合にはこの自由度はグローバルなY方向の速度と対応しています。
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guido dhondt
2016-03-08