次へ 上へ 前へ 目次へ
次へ:*NODE 上へ:Input deck format 前へ:*NO ANALYSIS 目次へ


*NODAL THICKNESS

キーワードのタイプ:モデル定義

このオプションを使用すると節点、または節点セットに厚みを設定することができます。パラメーターはありません。このキーワードは節点が平面応力要素、シェル要素、ビーム要素に属している場合にのみ意味を持ちます。ビーム要素を除いてはひとつの厚み値を設定してください。平面応力要素、シェル要素では厚みは法線方向につけられます。法線方向は *NORMAL キーワード・カードを使用して定義することができます。定義されていない場合には幾何形状に基づいて法線が計算されます。ビーム要素では2つの厚みを定義できます。第1方向の厚みと第2方向の厚みです。第1方向は *BEAM SECTION カードで、第2方向は *NORMAL カードで定義可能です。

*NODAL THICKNESS カードは*BEAM SECTION カードや*SHELL SECTION カード上のどの厚み定義よりも先に設定されなければなりません。今のところ、複合材料に対して使用することはできません。


1行目:

以降の行:

例:
*NODAL THICKNESS
22,0.05,0.08

上記では節点22に厚み0.05、厚み0.08を設定しています。節点22を含む任意の平面応力要素、シェル要素は節点22で0.05単位長さのローカル厚みを持つようになります。節点22を含むビーム要素はローカル第1方向に0.05単位長さの厚みを、ローカル第2方向に0.08単位長さの厚みを持ちます。


サンプルファイル: shell1


次へ 上へ 前へ 目次へ
次へ:*NODE 上へ:Input deck format 前へ:*NO ANALYSIS 目次へ
guido dhondt 2016-03-08