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*SPRING

キーワードのタイプ:モデル定義

このオプションを使用すると、ばね要素の力と変位の関係を定義することができます。必須パラメーターは ELSET、オプションパラメーターは NONLINEAR です。ELSET を使用するとばね挙動が定義される要素セットを参照できます。この要素セットには SPRINGA タイプのばね要素以外は格納できません。パラメーター NONLINEAR を使用するとばね挙動を非線形にすることができます。デフォルトでは線形挙動です。

非線形挙動では(力, 伸び)のペアを伸びが昇順になるように入力する必要があることに注意してください。最終長さから初期長さを引いたものが伸びの定義です。伸びはマイナスの値をとる場合もありますが、ばねの初期長さより小さくはできません。力とばねの関係のグラフは定義範囲外では力が一定値になるように外挿されます。これによって傾きゼロの状況が生じ、特異剛性行列が現れる場合があります。こういった問題を避けるために伸びの範囲を十分に大きくとっておく必要があります。


1行目:

2行目: 空白行を入力

パラメーター NONLINEAR が使用されていない場合は以下の行:

完全な温度依存性を定義する必要がある場合はこの行を繰り返してください。


パラメーター NONLINEAR が有効化されている場合には以下の行のセットで力と変位の関係を定義します:
1つ目のセットの1行目:

この温度での力-変位曲線全体を定義するのに必要なだけこの行を繰り返します。

完全な温度依存性を定義するのに必要なだけこのセットを繰り返します。

例:
*SPRING,ELSET=Eall
10.

上記では要素セット Eall の全ての要素に対して全ての温度で値10.0となる線形ばね定数を定義しています。

例:
*SPRING,ELSET=Eall,NONLINEAR
0.,0.,293.
10.,1.,293.
100.,2.,293.
0.,0.,393.
5.,1.,393.
25.,2.,393.

上記では温度293で(0, 0)、(10, 1)、(100, 2)を、温度393で(0, 0)、(5, 1)、(25, 2)を通過する力-変位曲線で特徴づけられる非線形ばねを定義しています。スカラー値の組のうちの1つ目の値は力、2つ目の値はばねの伸びです。このばね挙動は要素セット Eall の要素全てに適用されます。定義域外の変位に対しては力は一定となることに注してください。例えば上記の例では温度293で伸び3に場合には力は100になります。


サンプルファイル: spring1、spring2、spring3、spring4、spring5


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guido dhondt 2016-03-08