行列のプロファイルは各列の最上位の非ゼロ要素に印をつけることで得られます。これによってある種の俯瞰図が得られるのです。節点の番号を付け直して可能な限りこのプロファイルを小さくすることで通常は方程式系の解を高速に得られるようになります。これは Sloan によって発表されたアルゴリズム([70])を使用してサブルーチン renumber.f で行なわれます。これは要素のトポロジーだけでなく、*EQUATION 文または *MPC 文で導入される追加の方程式も考慮します。プロファイル・ソルバー[78]を使用すれば最初から効率的ではありますが、求解時に SPOOLES を使用するとさらに効果が上がるように思われます。このためその設定が常に有効化されています。