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特性曲線

ネットワーク要素は圧力比関数に還元された質量流量を表す特性曲線で表される場合があります(図75)。特性曲線要素を使うとユーザーは既に利用可能なものだけでなく新しい要素を定義することができます。

図75: 特性曲線
\begin{figure}\epsfig{file=Characteristic.eps,width=11cm}\end{figure}

還元された流れは次のように定義されます。

$\displaystyle Y=\frac{\dot{m} \sqrt{\theta_1}}{p_1},$ (11)

ここで$ \dot{m}$は質量流量、θ1 は上流側の全温度、p1 は上流側の全圧です。曲線の横軸は次のように定義されます。

$\displaystyle X=\frac{p_1 -p_2}{p_1},$ (12)

ここで p2 は下流側の全圧です。特性曲線は以下のパラメーターによって定義されます(*FLUID SECTION, TYPE=CHARACTERISTIC カードの下の行で順に指定されます):

3ペアより多いペアが必要な場合は複数のカードを使用してください。9ペアより多いペアは使用できません。データ点間でCalculiXは補間を行ないます(図75の実線)。さらにデフォルト点(0, 0)が曲線の先頭の点として追加されます。

倍率(最初の入力)は縦軸値Yを拡大縮小するために使用されます。


サンプルファイル: characteristic


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guido dhondt 2016-03-08