次へ 上へ 前へ 目次へ
次へ:*FREQUENCY 上へ:Input deck format 前へ:*FLUID CONSTANTS 目次へ


*FLUID SECTION

キーワードのタイプ:モデル定義

このオプションを使用するとネットワーク要素セットに材料プロパティーを割りあてることができます。必須パラメーターは ELSET と MATERIAL、オプションパラメーターは TYPE と OIL です。パラメーター ELSET でネットワーク要素セットを定義し、そこにパラメーター MATERIAL で指定された材料が適用されます。

パラメーター TYPE は少なくとも1つの節点で圧力および/または質量流量が未知の流体動ネットワークでだけ必要になります。この場合には流体セクションのタイプをセクション6.2.34のリストから選択し、セクションを表す適切な定数を *FLUID SECTION キーワード・カードの下の行で指定する必要があります。この行には1行あたり8つのエントリーを設定できますが、最後の行でだけは8つ以下でも構いません。

パラメーター OIL は気体パイプ 、リストリクター、枝分かれで使用される2層流で使用される材料パラメーターを定義します。このパラメーターの引数は*MATERIALカードを使用して定義された材料の名前である必要があります。


1行目:

以下の行(TYPE が使用された場合のみ必要)

流体セクションを表すのに8つ以上の定数が必要な場合はこの行を繰り返します。

例:
*FLUID SECTION,MATERIAL=NITROGEN,ELSET=Eall

上記では材料 NITROGEN を(要素)セット Eall の全ての要素に割り当てています。

例:
*FLUID SECTION,MATERIAL=AIR,ELSET=Eall,TYPE=ORIFICE_PK_MS
3.14,0.1,2.,0.01,0.1

上記では材料 AIR をセット Eall の全ての要素に割り当てています。流体セクションのタイプは、以下の Parker と Kercher の式[57] を McGreehan と Schotsch による回転速度効果のために変更したもので計算される cd 係数を持つオリフィスです。オリフィスの断面は3.14、長さは0.1、直径は2.0、注入端半径は0.1、パイプ直径比は0.1です。


サンプルファイル: furnace、beamhtfc、branch1


次へ 上へ 前へ 目次へ
次へ:*FREQUENCY 上へ:Input deck format 前へ:*FLUID CONSTANTS 目次へ
guido dhondt 2016-03-08