Fannoタイプの気体パイプ要素は一定断面積のパイプ要素(図77)で、Fannoの式が適用されます[71]。
この要素は以下のパラメーターで表されます(*FLUID SECTION,TYPE=GAS PIPE FANNO ADIABATIC カードまたは *FLUID SECTION,TYPE=GAS PIPE FANNO ISOTHERMAL カードの下の行で順に指定されます):
デフォルトの気体パイプは断熱、つまりパイプでの熱交換がありません。ユーザーはパイプ要素を等温指定、つまりパイプ内の静温度が変化しないよう指定することもできます。この場合には要素の2つの端節点のうちのひとつのエネルギー方程式が等温条件に置き換えられます。
形状因子 φ は以下の層流時の非円形断面の摩擦式を変更する場合にのみ使用されます:
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いくつかの断面での φ の値が[13]にあります。
サンプルファイル: gaspipe-fanno10、gaspipe-fanno8-oil.