FreeCAD 円筒の加算

概要

動作	半径、高さ、円周角を設定できる円筒を作成し、既存形状へ追加します。
アイコン
ショートカットキー	なし
メニュー	[Part Design]-[Create additive primitive]-[Additive Cylinder]
ワークベンチ	パートデザイン

使用方法

1. 円筒の加算を実行するとコンボビューのタスク・タブに円筒の作成ダイアログが、また3Dビューに形状のプレビューが表示されます。

   円筒の作成ダイアログ
   形状のプレビュー

2. まず円筒の半径、高さ、円周角を設定します。

   半径、高さ、円周角の設定

3. 次にアタッチメント設定で、座標系や既存形状に対して作成する形状をどのように配置するかを設定します。

   例えば3Dビュー上で既存の形状の面をクリックしてからアタッチメントモードで「XY on plane」を選択すると、その面に接するように作成する形状が配置されます。さらにオフセット値を設定すれば基準となる面からの位置を指定することも可能です。

   モード「XY on plane」
   オフセット値の設定

   既存の形状に依存させる必要がない場合はアタッチメントモードで「Deactivated」を選択します。アタッチメント設定の詳細については形状のアタッチを参照してください。

4. ダイアログのOKボタンをクリックするとアクテイブなボディー内に円筒が作成されます。既存形状が存在する場合はそれに結合した状態で円筒が作成されます。

   既存形状がある場合のプレビュー
   既存形状に結合された円筒

注意点

作成後にパラメーターを変更する場合はコンボビューのデータ・タブで直接編集するか、または作成した円筒をモデルツリー上でダブルクリックして再度ダイアログで設定を行ないます。

コンボビューのデータ・タブ

参照