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外挿誤差推定量

差分誤差推定量は、節点が属する要素の積分点での最大・最小第1(=最大)主応力の差に基づいています。*EL FILE キーワード・カードの下で ERR を選択することで有効化されます。

節点は通常、複数の要素に属します。応力はそれら要素の積分点で得られます(また最も精度が高くなります)。要素内の全ての積分点での第1種応力の最大の差が小さい場合には、要素内での応力のばらつきは小さく、要素のサイズは正確な応力値を得るのに十分な細かさを持っていると考えられます。最大差の絶対値と相対値の両方が計算されます。相対値とは絶対値を要素内の最大第1種応力の絶対値で割った値です。

節点の値を得る場合には節点の属する全要素にわたっての最大値が取得されます。厳密にいうとこれは誤差推定値ではなく、ある節点の属する全要素にわたる応力のばらつきを測る値に過ぎません。

熱伝達解析では熱フラックスに対する同様の誤差推定が実装されています。こちらは *EL FILE キーワード・カードの下で HER を選択することで有効化されます。この値はある節点が属するすべての要素にわたる熱フラックスベクトルの大きさのばらつきを表します。


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guido dhondt 2016-03-08