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*FRICTION

キーワードのタイプ:モデル定義、面相互作用、ステップ

このオプションを使用すると表面相互作用による摩擦挙動を定義することができます。摩擦挙動は接触解析のオプションです。パラメーターはありません。

摩擦挙動は、接触領域でのせん断応力と従属・独立表面間の相対接線方向変位の関係として定義されます。この関係は小さな相対変位での傾き λ の線形範囲(貼りつき傾斜)とそれに続く μp で与えられる水平の上限値で特徴づけられます。ここで μ は摩擦係数、p はローカルな圧力(図113)です。μ は無次元で、通常は0.1から0.5の間の値を取ります。また λ は単位体積あたりの力と同じ単位を持ち、バネ定数よりも約10倍程度小さい値でなければいけません。

PRESSURE-OVERCLOSURE=TIEDの面対面のペナルティー接触では摩擦係数の値は無意味です。


1行目:

モード動解析を除く全ての解析タイプで以下の行の様になります。

例:
*FRICTION
0.2,5000.

上記では摩擦係数0.2、貼りつき傾斜5000を定義しています。


サンプルファイル: friction1、friction2


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guido dhondt 2016-03-08