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Möhring

Möhring要素は渦要素のひとつでその特性は問題の物理現象を表現する非線形微分方程式の解によって決定されます[55]。基本的にはこの要素は回転機器と静止している機器の愛大の狭い隙間での流れを表現していて、強制渦要素や自由渦要素よりも精度よくそれを表現します。形状は図94に示す通りで、最小半径、最大半径、ステーターとローターの間の間隔、シュラウド半径からなります。上流側と下流側の節点のラベル、ローターの回転スピードと流入口でのスワール値によって要素は補完されます。ユーザーは計算を開始する前に中心から離れる流れ、中心へと向かう流れどちらかのMöhring要素を選択しなければなりません。つまり流れがどちら向きになるかあらかじめ決定しておく必要があるのです。計算中に逆向きの流れを検知するとエラーメッセージが表示されます。

図94: Möhring要素の形状
\begin{figure}\epsfig{file=moehring.eps,width=12cm}\end{figure}

以下の定数を入力する必要があります(*FLUID SECTION, TYPE=MOEHRING CENTRIFUGAL カードまたは*FLUID SECTION, TYPE=MOEHRING CENTRIPETAL カードの下の行で順に指定されます):


サンプルファイル: moehring


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guido dhondt 2016-03-08