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パイプ、仕切弁

図100: 仕切弁
\begin{figure}\epsfig{file=Gatevalve.eps,width=8cm}\end{figure}

仕切弁(図100)は以下の損失水頭$ \Delta_1^2 F$によって特徴づけられます。

$\displaystyle \Delta_1^2 F = \zeta \frac{\dot{m}^2}{2 g \rho^2 A^2 },$ (36)

ここで ζ は比 α=x/D に依存する損失水頭係数、$ \dot{m}$は質量流量、gは重力加速度、ρ は液体密度です。また A はパイプ断面積、x は残存した開口(図100)、D はパイプの直径です。ζ の値は「liquidpipe.f」で確認可能です。

以下の定数を*FLUID SECTION, TYPE=PIPE GATE VALVE カードの下の行で指定する必要があります:

使用する要素には *DLOAD カードの重力タイプで重力加速度を指定する必要があります。材質特性 ρ は *DENSITY カードで定義することができます。

仕切弁では逆問題も解くことができます。α≤0 のバルブを定義すれば、α も解かれます。この場合、境界条件として質量流量を定義しなければなりません。この様にするとユーザーは、適した質量流量を得るためにどの程度バルブを閉じなければならないのかを計算することができます。サンプルの pipe2.inp はこの機能の例になっています。


サンプルファイル: pipe2、pipe、piperestrictor


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guido dhondt 2016-03-08