次へ 上へ 前へ 目次へ
次へ:Pipe, Gate Valve 上へ:Fluid Section Types: Liquids 前へ:Pipe, Diaphragm 目次へ

パイプ、曲がり流路

図99: 曲がり流路
\begin{figure}\epsfig{file=Bend.eps,width=8cm}\end{figure}

曲がり流路(図99)は以下の損失水頭$ \Delta_1^2 F$によって特徴づけられます。

$\displaystyle \Delta_1^2 F = \zeta \frac{\dot{m}^2}{2 g \rho^2 A^2 },$ (35)

ここで ζ は曲がり角 α 、曲がり半径とパイプ直径の比 R/D に依存する損失水頭係数、$ \dot{m}$は質量流量、gは重力加速度、ρ は液体密度です。A はパイプの断面積です。ζ の値は「liquidpipe.f」で確認可能です。

以下の定数を*FLUID SECTION, TYPE=PIPE BEND カードの下の行で指定する必要があります:

ξ はパイプ表面の粗さを表します。ξ=0 は非常になめらかなパイプ表面を、ξ=1 は非常に粗い表面で使用します。使用する要素には *DLOAD カードの重力タイプで重力加速度を指定する必要があります。材質特性 ρ は *DENSITY カードで定義することができます。


サンプルファイル: centheat1、pipe


次へ 上へ 前へ 目次へ
次へ:Pipe, Gate Valve 上へ:Fluid Section Types: Liquids 前へ:Pipe, Diaphragm 目次へ
guido dhondt 2016-03-08