FreeCAD ローカル座標系の作成

概要

動作	加算形状やデータム形状のための基準となるローカル座標系を作成します。
アイコン
ショートカットキー	なし
メニュー	[Part Design]-[Create a local coordinate system]
ワークベンチ	パートデザイン

使用方法

1. ローカル座標系の作成を実行するとコンボビューのタスク・タブにローカル座標系の作成ダイアログが、また3Dビューにローカル座標系のプレビューが表示されます。

   ローカル座標系の作成時に形状が選択されている場合はその形状を基準にローカル座標系が配置されます（3Dビューの何も描画されていない領域をクリックすると3Dビューを非選択状態にすることができます）。

   何も選択されていない場合は作成ダイアログを表示してから3Dビュー上で基準となる形状を選択します。

   

   

2. ローカル座標系の作成ダイアログでは既存の形状に対してデータム面をどのように配置するかを設定します（※詳細については形状のアタッチを参照）。

3. ダイアログのOKボタンをクリックするとデータム面が作成されます。

4. 作成されたローカル座標系は形状作成の基準位置として使用できます。

   例えばデータム面の作成を行い、3Dビュー上でローカル座標系の軸を選択すると、ローカル座標系を基準に新しいデータム面を作成することができます。

   

   また加算プリミティブ（、など）や減算プリミティブ（、など）の作成時のアタッチメント設定でも基準位置として使用することができます。

   

注意点

作成後にパラメーターを変更する場合はコンボビューのデータ・タブで直接編集するか、または作成したローカル座標系をモデルツリー上でダブルクリックして再度ダイアログで設定を行ないます。

参照