ワークベンチをスケッチャーワークベンチへ切り替えます。
3Dビューで壁の上面をクリックして選択してからスケッチ平面を作成します。表示されるダイアログで「FlatFace」を選んで
をクリックし、選択面に関連付けられたスケッチ面を作成します。外部形状からの補助線を作成を実行し、3Dビュー上で線を選択して、下図の様に補助線を3本、作成します。
連続線の作成を選択し、おおまかな形を描きます。
この時、反時計回りにスケッチを描くよう注意します(下図の番号順に点を定義)。これは屋根の上下方向がスケッチの周方向を元に決定されるためです。
さらにスケッチの両端点を選択し、一致拘束を実行して結合します。
一致拘束を使用して、スケッチの右下、凹部、左上の3点を補助線の点と一致させます。
以上でスケッチが完全拘束され、緑色で表示されます。完全拘束したら
をクリックしてスッケチ編集を終了します。ワークベンチを建築ワークベンチへ切り替えます。モデルツリー上で作成したスケッチを選択し、屋根の作成を実行するとスケッチに沿って屋根ができます。
パラメーターを変更して屋根の形状を調整します。パラメーターは Angle、Run、Thickness、Overhang で、それぞれの意味は下図の通りです。
モデルツリー上で作成された屋根をダブルクリックするとコンボ・ビューのタスク・タブにダイアログが表示されるので、屋根の6つの部分(ID 0~ID 5)の全てで Angle を 45°、Run を 1350 mm、Thickness を 50 mm、Overhang を 500 mm に設定します。設定が終わったら
をクリックしてダイアログを閉じます。最後に、屋根の天頂部をふさぎます。
まずワークベンチをスケッチャーワークベンチへ切り替え、3Dビュー上で屋根天頂部の穴部のふちの一面を選択してからスケッチ平面を作成します。
表示されるダイアログで「FlatFace」を選んで
をクリックし、選択面に関連付けられたスケッチ面を作成します。外部形状からの補助線を作成を実行し、3Dビュー上で線を選択して、屋根天頂部の穴部のふちから補助線を作成します。
作業しやすい様に屋根を非表示にします。モデルツリー上で屋根オブジェクトを選択後、スペースキーを押して非表示にします。
屋根を非表示にした後、スケッチ面に四角形を作成し、さらに四角形の点と補助線の点を一致拘束して、完全拘束します。完全拘束したら
をクリックしてスッケチ編集を終了します。スケッチの編集が終わったら屋根オブジェクトを表示状態に戻します。
ワークベンチをパートワークベンチに切り替え、作成したスケッチをモデルツリー上で選択して押し出しを実行します。
押し出し用ダイアログで「Along edge(辺に沿って押し出し)」を選択し、
ボタンをクリックしてから屋根天頂部の長辺を選択します。選択後に をクリックすると押し出しが行われ、屋根天頂部がふさがれます。以上で、形状が作成できました。
次に作成した形状から2次元の見取り図を作成します。