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3節点ネットワーク要素(D)

汎用のネットワーク要素で強制対流問題で使用されます。この要素は2つのコーナー節点と中間節点の3節点から構成されます。 節点番号は図63の通りです。コーナー節点では有効な自由度は温度自由度(自由度11)と圧力自由度(自由度2)だけです。 これらの節点は強制対流 *FILM 条件で使用されます。中間節点では有効な自由度は自由度1だけで、これは要素を通過する質量流量を表します。 ローカル節点1からローカル節点3に向かう流れが正の質量流量になります。要素の中間節点でのひとつ目の自由度は *BOUNDARY カードを使って定義できます。 流体物性プロパティーは *MATERIAL カード、*FLUID CONSTANTS カード、*SPECIFIC GAS CONSTANT カードを使って定義でき、*FLUID SECTION カードを使って割り当てることができます。

流体力学ネットワークのネットワーク要素は他タイプの要素と節点を共有してはいけません。 基本的には流体力学ネットワークを含む解析は次の計算タイプのどちらかに含まれます:

利用可能な流体セクションタイプのリストはサブセクション6.4とサブセクション6.5にあります。

3節点ネットワーク要素は1次元であり、流体の2次元・3次元的な効果に関しては限定的にしか考慮できないということに注意してください。

ネットワーク要素の特殊な種類のひとつにコーナー節点のひとつがゼロであるものがあります(これはダミーネットワーク要素と呼ばれることもあります)。 このタイプの要素は流れがネットワークに流入・流出する場所で使用されます。このような場合には他のネットワーク要素に繋がっていないコーナー節点にはラベルゼロがつけられます。 この節点には自由度が与えられず、中間節点の自由度1が流れの流入・流出に対応します。


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guido dhondt 2016-03-08