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*GAP CONDUCTANCE

キーワードのタイプ:モデル定義、面相互作用

このオプションを使用すると接触ペア間の伝導率を定義できます。伝導率とは接触位置を横断する熱流と対応する従属・独立表面間の温度差との比率です(単位は[エネルギー]/[時間]*[面積]*[温度])。ギャップ伝導率は、接触時に生成される非線形接触バネ要素の性質です。つまり熱流は接触バネ要素が生成される従属側節点でのみ生じます。接触バネ要素が生成されるかどうかは*SURFACE BEHAVIORカード上の圧力-オーバークロージャ―の関係に依存します。

伝導係数は接触圧力と従属・独立面の平均温度の関数として定義されます。また伝導率をユーザーサブルーチン gapcon.f でコードによって定義することもできます(セクション8.4.11を参照)。後者の場合には *GAP CONDUCTANCE カードで必ずオプション USER を使用する必要があります。


1行目:

以下の行のセットは USER パラメーターが無い場合の伝導係数を定義しています。 1つ目のセットの1行目:

この温度での伝導率-圧力曲線を定義するのに必要なだけの行をセット内で繰り返します。

温度依存性全体を定義するのに必要なだけのセットを繰り返します。


例:
*GAP CONDUCTANCE
100.,,273.

上記では全ての接触圧力、温度で伝導係数100.となるよう定義しています。


サンプルファイル: 無し


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guido dhondt 2016-03-08