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非線形計算

非線形計算では解は反復によって求められます。できるだけステップを大きくして収束させるためにステップを有限の数のイテレーションに分割するオプションが存在します。ステップにおける初期インクリメントのサイズは(*STATIC*DYNAMIC, *VISCO*HEAT TRANSFER*COUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENTS の下の行で)ユーザーによって設定されます。またユーザーはインクリメントの数も制御できます(パラメーター DIRECT)。ただしほとんどの場合、インクリメントのサイズは前のインクリメントでの収束率に基づいてプログラムで決めた方がよい結果を得られます。残留力が十分小さくなるまで反復を繰り返すことで各インクリメントの解が得られます。

従って nonlingeo の構造は図150の流れ図のようになります。この図には全てのサブルーチンが挙げられ、各行がサブルーチンと対応します。右上の「preliminary」は繰り返し使用される5つのサブルーチンを省略したものです。サブルーチンまたはサブルーチン・グループが四角かっこで囲まれている場合、それは特定の条件下でのみ実行されることを意味しています。詳しく説明すると nonlingeo の構造は以下の様になります。

図150:サブルーチン nonlingeo の流れ図
\begin{figure}\epsfig{file=Organi1.eps,width=12cm}\end{figure}


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guido dhondt 2016-03-08