パイプ、流入口

**図97:** 流入口
$\begin{figure}\epsfig{file=Entrance.eps,width=8cm}\end{figure}$

流入口（図97）は以下の損失水頭 $\Delta_1^2 F$ によって特徴づけられます。

$\displaystyle \Delta_1^2 F = \zeta \frac{\dot{m}^2}{2 g \rho^2 A^2 },$

(33)

ここで ζ は比 A₀/A に依存する損失水頭係数、 $\dot{m}$ は質量流量、gは重力加速度、ρ は液体密度です。また A₀ と A はそれぞれ流入口、パイプの断面積です。ζ の値は「liquidpipe.f」で確認可能です。

以下の定数を*FLUID SECTION, TYPE=PIPE ENTRANCE カードの下の行で指定する必要があります：

使用する要素には *DLOAD カードの重力タイプで重力加速度を指定する必要があります。材質特性 ρ は *DENSITY カードで定義することができます。

サンプルファイル: pipe、piperestrictor

guido dhondt 2016-03-08