動作 | 歯車の回転に合わせてラック(歯竿)がスライドするように配置します。 |
アイコン | |
ショートカットキー | Q |
メニュー | [Assembly]-[Create Rack and Pinion Joint] |
ワークベンチ | アセンブリー |
歯車、ラック(歯竿)、歯車軸をあらかじめアセンブリーに追加しておきます。
この例ではモジュール1.5mmで歯数が25の歯車とそれに噛み合うラックをアセンブリーに追加しています。また歯車軸の部品は接地しています。
ツールバーから回転ジョイントの作成を選び、歯車軸にはまるように歯車を配置します。
ツールバーからスライダージョイントの作成を選び、歯車軸の下部の直線に合わせてスライドするようにラックを配置します。
歯車同士が重ならないように3Dビューで歯車とラックをドラッグして、初期位置を調整します。
ツールバーからラック・ピニオン・ジョイントの作成を選ぶと、ラック・ピニオン・ジョイントの作成のダイアログがタスク・タブで開きます。
基準座標系が歯車の回転軸と一致するように、配置する歯車を3Dビュー上で選択します。また基準座標系がラックのスライド方向と一致するように、配置するラックを3Dビュー上で選択します。3Dビュー上で選択しにくい場合はモデル・ツリーで歯車とラック以外の部品を選択し、スペースキーで非表示にしておくと選択がしやすくなります。
またラック・ピニオン・ジョイントでは歯車の回転軸方向とラックのスライド方向が直交していなければならないことに注意してください。
選択した歯車のピッチ円の半径をダイアログの「Pitch radius」に入力します。
「ピッチ円直径÷歯数=モジュール」なのでモジュール1.5mmで歯数25の場合、入力するピッチ円半径は「1.5×25÷2=18.75」となります。
3Dビュー上で歯車をドラッグして回転させると、ラックがスライド移動する様子を確認できます。
タスク・タブの
ボタンを押すとモデル・ツリーのアセンブリー下の「Joints」に新たにラック・ピニオン・ジョイントの作成が追加されます。